毎日飲む人も多くいる大人向けのドリンクであるコーヒー。今回は一般的に飲まれているコーヒーの歴史や効果などの秘密について詳しく解説していきたいと思います。またコーヒーに関しては解説することが多いので、今回はコーヒー全体の話をしたいと思います。
どうやって日本に広まった?~コーヒーの歴史~
日本に初めてコーヒー豆がやってきたのは江戸時代頃と言われています。当時の日本は鎖国中だったので、長崎の出島に届けられました。しかし当時の日本はお茶の文化が広まっていたためにコーヒーはあまり受け入れられませんでした。
コーヒーが日本で受け入れられ始めたのは、明治時代の後期頃です。この頃に日本初の喫茶店である可否茶館が東京の上野にオープンしました。徐々にコーヒーは日本でも浸透し始めます。
しかし第二次世界大戦に突入すると、コーヒーは敵国の飲み物であるということで、輸入が途絶えてしまいます。代用品として、大豆やドングリを使用していたそうです。
終戦後の1969年には上島珈琲が缶コーヒーを発売し始めます。これがとても人気になり、日本へのコーヒーの普及が進んだといえます。
実はコーヒーも最初は薬として世界に広まった!
どうやって作られる?~コーヒー豆の育ち方~
コーヒーはみなさんご存じの通り、コーヒー豆を挽いてお湯などを使って飲むことが多いと思います。ではコーヒー豆はどのようにして作られるのでしょうか。
まずコーヒー豆はコーヒーノキというアカネ科の常緑樹になる実の中に入っている種子です。この実は赤く熟しているのでコーヒーチェリーと呼ばれています。この実を脱肉→水洗→乾燥→脱穀→選別などの作業工程を通して、馴染みのあるコーヒー豆の姿になります。
いったい誰が種を砕いて飲み物にしようとしたんだ・・・
飲むとどんな影響がある?~コーヒーを飲むメリット・デメリット~
メリット1:病気の予防になる!
コーヒーにはポリフェノールという物質が含まれており、この物質によって、心臓病や脳卒中などの病気の発症率が下がると言われています。抗酸化作用が強いので、がんや動脈硬化、心筋梗塞などの生活習慣病の予防に効果があります。また日差しなどによる紫外線のダメージを防いでくれるという研究もあります。
メリット2:集中力が上がる!
皆さんご存じの通り、コーヒーにはカフェインが含まれており、覚醒効果があります。カフェインは集中力を高めたり、運動能力を高めたり利尿作用により、体内の老廃物を排出してくれたりと様々な効果が期待できます。
デメリット:胃があれる
実はコーヒーには、胃酸の分泌を促す効果があります。特に空腹時に飲んでしまうと胃があれる可能性があります。また過剰摂取すると、めまいや心拍数の増加などの症状が出てくることもあります。筆者もカフェで提供される濃いコーヒーを飲み過ぎたせいで、立ち眩みの症状や体の不調を感じたので、皆さんも飲み過ぎには気を付けてください!
いいことあるけど飲み過ぎるな!
コーヒーの有名な産地はどこ?~世界と日本のコーヒー有名産地~
世界的に愛されるコーヒーの有名な産地は一体どこなんでしょうか。2018年のコーヒー豆の生産量世界一はブラジルです。ブラジルは世界の三分の一のコーヒー豆を生産しています。ブラジルに続いて、ベトナムやコロンビアがコーヒー豆の生産量が多いです。
日本国内では鹿児島県奄美群島の徳之島などが有名です。コーヒーノキは一年を通して平均気温が20度前後の環境だと育ちやすいと言われています。よって比較的温暖な地域である県や国で育てられることが上記からもわかります。よりおいしいコーヒーを作るには昼夜で寒暖差のある地域で育てるとなおいいと言われています。
意外と栽培に適した土地はレアなんだね!
どれがおいしいの?~おすすめのコーヒーを紹介~
たくさんの種類があるコーヒーの中で個人的におすすめの種類を紹介したいと思います。今回おすすめのするのは、キリマンジャロです。キリマンジャロは世界三大コーヒーに数えられる品種で、コクを感じつつも甘みも感じることができます。後味は比較的すっきりしています。キリマンジャロは高地で育てられるため、寒暖差によって美味しいコーヒーができます。ぜひ目にしたら一度手にとってみてください!
マジで一回飲んでみて!
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