⑨Unreal Engine5モデリングの使い方を解説ーその2

UE5チュートリアル

この記事ではUnreal Engine5でモデリングの使い方を解説していきます。

この記事は前回の続きですのでまだご覧になっていない方はこちらから先に読むことをお勧めします。

前回はこのようなスロープを作った状態で終了しました。このスロープに付け加えながら説明をしていきます。

Insert Edge Loop

モデリングパネルのShape Edits→Insert Edge Loopを選択してください。これは新たに辺を挿入できる機能です。

キューブの中心から少し右にずれた部分にエッジを挿入しましょう。

Insert Edge

続いてInsert Edge Loopの下にあるInsert Edgeを選択してください。こちらも新たに辺を挿入できます。Insert Edge Loopではブロックを一周して辺が作られていたのに対し、Insert Edgeは一辺のみを挿入できます。

図のように点と点を選択して新たな辺を作りましょう。

ブーリアン演算

ブーリアン演算とはメッシュをくり抜くために使用されるものです。実際にやってみましょう。

まずはShapes→Boxを選び形状を上から40,200,40にしてレベルに配置しましょう。

次に今作成したBoxをスロープに貫通するように置きます。

Shiftを使って①、②の順番で選択します。順番が大事なので注意して選択しましょう。

次にPolyModel→MshBoolを選択してください。

承諾を押すとスロープに穴が開きました。選択の順番はくり抜きたいもの→くり抜く型であることを覚えておきましょう。

Merge

Mergeとは複数のメッシュを一つのメッシュとしてまとめる機能です。

Shape→Cylを選択してRadiusを10,Heightを50にしてレベルに配置しましょう。

設置したものを複製して写真のように9個複製して選択しましょう。

複製したアクタはShift+Eですべてを選択することができます。

MshOps→Mergeを選択しましょう。承諾を押すと、9つのアクタが一つのアクタになりました。

Pivot

Transform→Pivotからはピボットの位置を変更できます。ピボットとはトランスフォームを変更する際に出てくる中心点のことを言います。モデリングパネルのボックスポジションから自由に変更が可能です。

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